和びさび心

今ここ、真・善・美・聖・和を観て、新しい出会いと感動が生まれていく Life style を発信しています。

追悼の気持ちに寄せて

2020年に入って、ブログも半年くらい

更新していませんでしたが、

今回、いろんな思いを久々に

綴りたくなりました。

 


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「この世の中に笑顔でいても

心で泣いている人は

どれだけいるのだろう。」

 

 

 

あまりに突然の訃報に

多くの人たちがショックを受けました。

 

死を選択するほどの何かがあったのか、

孤独や苦痛の蓄積がいつの間にかあったのか、

それを自覚されていたのか

いないのかも

あまりに優しく、あまりに聡明な姿で

熱心に活動する中で

見えなくなってしまっていたのか、

立ち止まることも難しくなってしまったのか

何があったのかはわからない....

 

そう考えることも烏滸がましいことでは

あるかもしれません。

 

ただ、今の日本に、時代に投げ掛ける

メッセージのような、

何かを感じずにはいられませんでした。

 

 

内臓の病気を患い、あまりの苦痛に

生きるのがもう辛いと

自ら命を絶った家族のこと、

 

自分の軸を持ち、仕事に対して

ストイックに取り組んでいたけど、

ある時「生きている意味がない」という

衝動に駆られ

何度となく自殺未遂を図りながらも

命拾いした、

兄のように慕っていた友人のこと。

 

いろいろと思い出すことが多くありました。

 

私自身は、思春期の頃と20代前半で

本気で死にたいと感じたことがあります。

 

今の生き方と出会わなければ、

私は既にこの世には

居ない人間だったでしょう...

 

 

特に印象が

残るようになったのは、

映画「永遠の0」を観てからでした。

現代の若者を代表するようで、

心情の変化に

すごく共感したのを覚えています。

 

上映されて以来、

何度もこの映画は観ていますが

何回観ても泣けてきます。

 

あんなに素晴らしい人も、

今の時代を懸命に生きる一人の人間。

 

20代、30代の若者の一番の死因が

自殺になっているという日本。

 

若者が自ら命を絶つような社会を

先人の方々も

今の世の中も

誰も望んではいないからこそ、

 

なぜ今の時代になっているのか

何をどのように変化させていくのか

本当に向き合っていく必要が

ある時なのだと思います。

 

どの世代も生きるのに

大変な世の中になっているからこそ、

 

もう特定の誰かが背負って

頑張るとかではなく、

 

無理したり我慢したりすることもなく

 

癒し、安心な心の状態で

助け合える社会を創っていきたいと

感じさせられました。

 

心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

どうか、魂が、涙が浄化されますように。

 

これからの未来を

世界を日本を

見守っていてください。