真心が国を動かす
世界がますます緊迫している中、
昨年12月にトルコと日本合作の映画が公開されました。
実際にあった
1890年9月16日、
和歌山県・樫野崎沖(現:串本沖)に座礁、沈没した
エルトゥールル号の海難事故と、
1985年3月19日、
イラン・イラク戦争下のテヘラン邦人救出をもとに創られた作品です。
www.kainan1890.jp
和歌山県沖で台風に遭遇し沈没・座礁したトルコ軍艦の乗組員たちを見て、
「日本人じゃなかろうと関係ない!一人でも多くの人を助けるんだ!!」と
村人たちが団結して救出した真心・和心が、
日本の外まで受け継がれていったことに感動でいっぱいでした。
ですが、トルコでは去年の7月から自爆テロが多発しています。
そして日本では、自殺者が10年以上3万人を超えるほどになっています。
それらは本当に心が痛むことで、そこにも涙が溢れてきます。
自分ひとりを守ることに精いっぱいで、
誰かに助けを求めることもできず、
自分以外の誰かと協力関係を結ぶのも難しくなってしまった時代。
本来の人間の姿は、本当の美しさは、
人間がどれだけ素晴らしい存在なのかを認識できることと、
その基準点のもとで自他を愛し
チームプレイでどんな危機をも突破していくことだと思います。